排ガス浄化方法 |
プロドラッグ |
他社(三元触媒) |
大手メーカ純正(2次エアー導入車) |
浄化部 |
プラチナ、パラジウム |
ロジウム他 |
空気を直接エンジン(マフラー)に導入 |
構造 |
セラミック*1 |
ステンレス系(磁気反応有) |
ソレノイド等ユニットが必要 |
浄化方法 |
酸化、触媒燃焼*2 |
還元分解 |
排気温度を上昇させ熱分解 |
有効温度(℃) |
200〜1,000*3 |
400〜850 |
500〜1,000 |
その他特長 |
貴金属使用コスト高、
加工が難しい*4,5 |
量産向き、加工が楽 |
現行車のほとんどが標準装備 |

*1 |
細目の格子状で酸化反応を起こす表面積が大きい |
*2 |
触媒を通す事で有害なCO、HCをCO2、H2Oに酸化(無害化)と同時に強力な遠赤外線(熱エネルギー)を放射し、更に熱分解 |
*3 |
比較的低温(200℃〜)でも良好に排ガスを浄化するため、コールドスタート(エンジン始動)時、低温時の排ガス浄化に優れている |
*4 |
浄化部分のプラチナは1g 3,400円(2004年4月時)と、非常に高価と同時に貴金属類では最も優秀な浄化能力を有する |
*5 |
現在他社使用の触媒がステンレス(鉄)と直接溶接ができるのに対し、セラミックは固定方法が難しく、高度な加工技術を必要とする |

試作品から強度耐久性UPの改良を加えた完成品は非常にコンパクトでしかも強力な浄化力を発揮。
CO、HCの分解の他、有害な酸性ガス、重金属の浄化も可能。詳細なデータ(性能)が下記の通りです。 |

ガス成分分解(無害化)の適否 |
成分名 |
化学式 |
適否 |
備考 |
一酸化炭素 |
CO |
○ |
|
炭化水素 |
HC |
○ |
|
アンモニア |
NH3 |
△ |
低濃度可 |
トリエチルアミン |
(C2H5)3N |
× |
|
テトラヒドロクラン |
(CH2)4O |
○ |
|
スチレン |
C6H5CHCH2 |
○ |
|
ジメチルアミン |
CH3NHCH3 |
△ |
低濃度可 |
シクリヘキサン |
C6H12 |
○ |
|
ジエチルケトン |
C2H5COC2H5 |
○ |
|
酢酸エチル |
CH3COOC2H5 |
○ |
|
酢酸プチル |
CH3COOC4H9 |
○ |
|
酢酸プロピル |
CH3COOC3H7 |
○ |
|
酢酸 |
CH3COOH |
× |
|
クロロベンゼン |
C6H5CH(CH3)2 |
× |
|
クメン |
C6H5CH(CH3)2 |
○ |
|
キシレン |
C6H4(CH3)2 |
○ |
|
エチルメルカプタン |
CH3COC2H5 |
○ |
|
エシルメチルエーテル |
CH3OC2H5 |
○ |
|
メチルエチルケトン |
CH3COC2H5 |
○ |
|
|
|
成分名 |
化学式 |
適否 |
備考 |
エチルベンゼン |
C6H5C2H5 |
○ |
|
エチルアミン |
C2H5C2H5 |
△ |
低濃度可 |
エタノール |
C2H5C2OH |
○ |
|
アセトン |
CH3CHO |
○ |
|
アミルアルコール |
C5H11OH |
○ |
|
アセトアルデヒド |
CH3CHO |
○ |
|
アセルチアセトン |
CH3COCH2COC2H3 |
○ |
|
硫化水素 |
H2S |
× |
|
トルエン |
C6H5CH3 |
○ |
|
二硫化炭素 |
CS2 |
× |
|
プロピルアルコール |
C3H7OH |
○ |
|
ヘキサン |
C6H14 |
○ |
|
ベンゼン |
C6H6 |
○ |
|
メタノール |
CH3OH |
○ |
|
メチルアミン |
CH3NH2 |
× |
|
メチルイソプロピルケトン |
CH3COCH2CH |
○ |
|
ホルムアルデヒド |
HCHO |
○ |
|
二酸化硫黄 |
SO2 |
× |
|
|

構成物質(触媒原材料)
プラチナ[Pt]/パラジウム[Pd]/二酸化チタン[T1O2]/溶解シリカ[Fused SiO2]/カルシウムアルミネート[CaOAI2O3] |
外観 |
格子状細目、白色 |
強度[抗折力](kg/cm2) |
120 |
開口率/直径 |
50%/54φ |
最適使用温度(℃) |
200〜1,000 |
比表面積(m2/g) |
35 |
耐熱温度(℃) |
1,200 |
比重(g/co) |
1.1 |
熱膨張係数(×10-6) |
2.0 |

チタン6-4合金製触媒サイドスタンド
チタンの中でも最強の強度を誇るのがパナジウム6%ジュラルミン4%の合金です。主に軍事用宇宙開発に使われているチタン素材です。
この合金を更にメタル化光触媒効果と光抗菌効果を追加。加工も最新のNCマシニングをはじめTIG溶接。担当は原子炉熱センサーの溶接も手掛けるベテラン溶接職人によるもので、まさに未来を先取りした製品です。強度、耐久性、耐食性、防汚力、環境性能など他社がマネのできないプロドラッグの高度な技術力の結晶と自負しております。
※受注生産(各車種有) |

キャタライザー
数年先の排ガス規制に合わせ、4in1集合部に1個、テールパイプに1個、計2個装着。次期排ガス規制に向け、データーを収集中。強力な浄化力に加え、ノーマルEX程度の音量に消音(バッブル)の効果もあります。現在の規制値では1個で十分。また、一見どこに装着したか分からないほどコンパクトに設計致しました。 |

光触媒チタンインナー
インナーサイレンサー用として開発。サイレンサー出口のわずかな明かりにも反応するよう極限まで活性化。プロドラッグキャタライザーと併用することでキャタライザーより発生する遠赤外線(オレンジ色の光)と反応し更に浄化性能のUPが認められます。現在プロドラッグではハイブリッド・キャタライズドシステム(HCS)2種類の異なる触媒の相乗効果として注目しています。今後更に分析、研究を行い、この新たなシステムを完成度の高いものにしたいと考えております。また、硬質化したチタンインナーは音響反射に優れ更に重低音化(音割れ無し)次世代のチタンインナーはメタルブラックサイレンサーに採用。 |

|